ちがいのわからぬをのこ

違いが分からぬので調べる。暇か?

似て非なるもの

明らかに違うし、並べればどちらがどちらか確実に言えるのに、単体で見ると、言い間違えそうになる。字面は似てるし、主たる材料は同じである。

ハッシュポテトとマッシュポテトである。

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ハッシュポテトなど、マクドナルドの朝マックを知らなければ一生知らずに済んだのではなかろうか?とも思うのだけど…
じゃがいもの細切りをまとめて揚げたり焼いたりした料理である。
ハッシュ"hash"というのは「細かく刻んでごちゃ混ぜにする」という意味らしい。
ハヤシライスはハッシュドビーフの訛りとか林さんが作ったとか言われている。
暗号化通信の用語でハッシュを使う筋の人もいるだろう。
SNSなんかのハッシュタグ#は、昔はシャープとか井桁とかナンバーと呼ばれてたが関係あるのだろうか?たぶんプログラマー辺りから広まったのだろう。
話が逸れている。
英語的には「ハッシュドポテト」と言うのが正しいと言う人もいるらしいが、これは和製英語で、英語的には「ハッシュトブラウンズ」らしい。
さて、マッシュポテト。私の記憶が確かなら、ステーキハウスで付け合せに出て来たのである。ニンジンのグラッセと並んで洋食の象徴なのだ。ま、和食のじゃがいもの裏漉しとソックリではある。
細切れどころか、すり潰した?プレーンでオシャレなポテサラ?なお、マッシュ"mash"は、「すり潰す」の意である。英語的にはマッシュドポテトと言うのが正しいのかもしれない。
なお、私はマッシャーなるオシャレな調理器具は持ち合わせていないので、もっぱらフォークを使う。
ふと思ったのだが、フォークは必ずフに小さなォで書くなぁ。ホークと書いたら斧(トマホーク)か鷹みたいだ。